アートの定義って、そもそも何? 【5年以上仕事で携わる筆者が考える】

ART
Nattanan KanchanapratによるPixabayからの画像

こんにちは、ふらーと申します。

本ブログ【フラネーブル】について本ブログは、【人生をアートで豊かに】をテーマに、

写真・音楽・文化や芸術に関する記事から、ライフハック術まで、様々な情報を発信しています。

筆者自身の体験そのものを、アートととらえ、体験の「集積地」とすることを目指しているブログです。

さて、今回は、

「そもそも、アートってなんだ?」

ということについてご紹介したいと思います。

この記事から何を得られるか

  • 「アート」という言葉には様々な意味がある、ということがわかります。
  • アートが、いまよりも少しだけ身近に感じることができます。
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アートの定義は、2つ。

結論から言うと、アートの定義としては、

  • 狭い意味のアート
  • 広い意味のアート

があります。

筆者
筆者

ちなみに、筆者のブログでは、
この「広い意味でのアート」
として使うことが多いです。

アートの定義①:狭い意味のアート

一言でまとめると、

絵画・彫刻など視覚にまつわるもの

つまり、美術館などで観るような作品のことを指します。

広辞苑で「芸術」と引くと、以下のように出てきます。

(art)一定の材料・技術・身体などを駆使して、 観賞的価値を創出する人間の活動およびその所産。 絵画・彫刻・工芸・建築・詩・音楽・舞踊などの総称。 特に絵画・彫刻など視覚にまつわるもののみを指す場合もある。
「芸術」の検索結果 – 広辞苑無料検索

 

筆者
筆者

みなさんが日ごろ「アート」という言葉を使うときは
こういう意味で使っている方が多いと思います。

アートの定義②:広い意味のアート

一言でまとめると、

人間の表現活動そのもの

と言えます。

先ほど紹介した広辞苑の定義をもう一度紹介しましょう。

(art)一定の材料・技術・身体などを駆使して、 観賞的価値を創出する人間の活動およびその所産。 絵画・彫刻・工芸・建築・詩・音楽・舞踊などの総称。 特に絵画・彫刻など視覚にまつわるもののみを指す場合もある。
「芸術」の検索結果 – 広辞苑無料検索

 

広い意味のアートとは、こちらに該当することになります。

 

ということは、美術だけじゃなくて、

  • 音楽を演奏する
  • 芝居を演じる
  • ダンス(舞踊)を披露する

みたいなことも含まれる

ってことなのかなあ・・・。

 

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「技芸」としてのアート(Arts)

しかし、アートの定義は、それだけではありません。

技芸と学術

という意味も、ここには含まれています。

 

「アートなのに、技芸?学術?」

 

ピンとこない方も多いと思います。

 

しかし、実は身近なところで、この使われ方をしている言葉があります。

それが、リベラルアーツ(liberal arts)です。

リベラルアーツとは元来、人間を良い意味で束縛から解放するための知識や、生きるための力を身につけるための手法を指します。 古代ギリシアで生まれたこの概念は、やがて古代ローマに受け継がれ、言語系3学(文法・論理・修辞)と数学系4学(算術・幾何・天文・音楽)で構成される自由7科(セブンリベラルアーツ)に定義されました。
リベラルアーツとは | 桜美林大学

つまり、わたしたちが義務教育から社会に出るまでに学んできた、一般教養が、実はアートだと言えるのです。

 

さらに、アート(Art)を英英辞典で引くと、このようになります。

the making of objects, images, music, etc. that are beautiful or that express feelings
art | Cambridge Dictionary

 

これを直訳すると

美しく、あるいは感情を表現した物、映像、音楽などを作ること。

となります。

これはまさに、

人間の表現そのもの

とも言えるのではないでしょうか?

記事の中
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アートは、実は身近にあふれている。

 

私は美術館に行かないから
アートとは無縁なんだよなあ…

 

と思われている方、

決してそんなことはありません。

周りを見渡せば、たくさんの人が表現したもの
囲まれて生活していることに気づくかと思います。

例えば

  • 街なかのオブジェ
  • 紙袋のデザイン
  • ポストに投函されたチラシ
  • お店の中で流れるBGM

そして、あなた自身も
普段から様々な形で、いろいろな表現をしていると思います。

それは、現に、社会の一部をカタチづくっているものであることは、
揺ぎない事実です。

その営み自体が、アートであると言えるのです。

ドイツの現代芸術家、ヨーゼフ・ボイスは

人間は皆アーティストである
という言葉を残しています。

詳しくは、こちらの記事もご覧ください。

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まとめ

  • アートという言葉には、狭い意味のアートと、広い意味のアートがある。
  • 狭い意味のアートは、美術館などで観る作品のような、視覚にまつわるもの。
  • 広い意味のアートは、人間の表現そのもの。音楽、演劇はもちろん、学問・技芸も含まれる。
  • さらに、あなたの生活の営みそのものも、アートだと言える。

美術館や劇場に足を運ぶ機会があまりなくても、

身近なものや作品に目を向けてみるだけでも、

アートに触れていると言えるでしょう。

そうして、あなたにとってアートが

少しずつ身近なものになっていくと

いいなと思っています。

今回は、これで以上になります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この記事を読んだあなたの人生が、
少しでも豊かになりますように。

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