こんにちは、ふらーと申します。
本ブログ【フラネーブル】について本ブログは、【人生をアートで豊かに】をテーマに、
写真・音楽・文化や芸術に関する記事から、ライフハック術まで、様々な情報を発信しています。
筆者自身の体験そのものを、アートととらえ、体験の「集積地」とすることを目指しているブログです。
さて、今回は、
「そもそも、アートってなんだ?」
ということについてご紹介したいと思います。
この記事から何を得られるか
- 「アート」という言葉には様々な意味がある、ということがわかります。
- アートが、いまよりも少しだけ身近に感じることができます。
アートの定義は、2つ。
結論から言うと、アートの定義としては、
- 狭い意味のアート
- 広い意味のアート
があります。
ちなみに、筆者のブログでは、
この「広い意味でのアート」
として使うことが多いです。
アートの定義①:狭い意味のアート
一言でまとめると、
絵画・彫刻など視覚にまつわるもの
つまり、美術館などで観るような作品のことを指します。
広辞苑で「芸術」と引くと、以下のように出てきます。
(art)一定の材料・技術・身体などを駆使して、 観賞的価値を創出する人間の活動およびその所産。 絵画・彫刻・工芸・建築・詩・音楽・舞踊などの総称。 特に絵画・彫刻など視覚にまつわるもののみを指す場合もある。
「芸術」の検索結果 – 広辞苑無料検索
みなさんが日ごろ「アート」という言葉を使うときは
こういう意味で使っている方が多いと思います。
アートの定義②:広い意味のアート
一言でまとめると、
人間の表現活動そのもの
と言えます。
先ほど紹介した広辞苑の定義をもう一度紹介しましょう。
(art)一定の材料・技術・身体などを駆使して、 観賞的価値を創出する人間の活動およびその所産。 絵画・彫刻・工芸・建築・詩・音楽・舞踊などの総称。 特に絵画・彫刻など視覚にまつわるもののみを指す場合もある。
「芸術」の検索結果 – 広辞苑無料検索
広い意味のアートとは、こちらに該当することになります。
ということは、美術だけじゃなくて、
- 音楽を演奏する
- 芝居を演じる
- ダンス(舞踊)を披露する
みたいなことも含まれる
ってことなのかなあ・・・。
「技芸」としてのアート(Arts)
しかし、アートの定義は、それだけではありません。
技芸と学術
という意味も、ここには含まれています。
「アートなのに、技芸?学術?」
ピンとこない方も多いと思います。
しかし、実は身近なところで、この使われ方をしている言葉があります。
それが、リベラルアーツ(liberal arts)です。
リベラルアーツとは元来、人間を良い意味で束縛から解放するための知識や、生きるための力を身につけるための手法を指します。 古代ギリシアで生まれたこの概念は、やがて古代ローマに受け継がれ、言語系3学(文法・論理・修辞)と数学系4学(算術・幾何・天文・音楽)で構成される自由7科(セブンリベラルアーツ)に定義されました。
リベラルアーツとは | 桜美林大学
つまり、わたしたちが義務教育から社会に出るまでに学んできた、一般教養が、実はアートだと言えるのです。
さらに、アート(Art)を英英辞典で引くと、このようになります。
the making of objects, images, music, etc. that are beautiful or that express feelings
art | Cambridge Dictionary
これを直訳すると
美しく、あるいは感情を表現した物、映像、音楽などを作ること。
となります。
これはまさに、
人間の表現そのもの
とも言えるのではないでしょうか?
アートは、実は身近にあふれている。
私は美術館に行かないから
アートとは無縁なんだよなあ…
と思われている方、
決してそんなことはありません。
周りを見渡せば、たくさんの人が表現したものに
囲まれて生活していることに気づくかと思います。
例えば
- 街なかのオブジェ
- 紙袋のデザイン
- ポストに投函されたチラシ
- お店の中で流れるBGM
そして、あなた自身も
普段から様々な形で、いろいろな表現をしていると思います。
それは、現に、社会の一部をカタチづくっているものであることは、
揺ぎない事実です。
その営み自体が、アートであると言えるのです。
ドイツの現代芸術家、ヨーゼフ・ボイスは
人間は皆アーティストである
という言葉を残しています。
詳しくは、こちらの記事もご覧ください。
まとめ
- アートという言葉には、狭い意味のアートと、広い意味のアートがある。
- 狭い意味のアートは、美術館などで観る作品のような、視覚にまつわるもの。
- 広い意味のアートは、人間の表現そのもの。音楽、演劇はもちろん、学問・技芸も含まれる。
- さらに、あなたの生活の営みそのものも、アートだと言える。
美術館や劇場に足を運ぶ機会があまりなくても、
身近なものや作品に目を向けてみるだけでも、
アートに触れていると言えるでしょう。
そうして、あなたにとってアートが
少しずつ身近なものになっていくと
いいなと思っています。
今回は、これで以上になります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事を読んだあなたの人生が、
少しでも豊かになりますように。
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