(前編)NFTアートとは? 【専門用語なしで、わかりやすく解説】

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Photo by Shahadat Rahman on Unsplash

はじめに

こんにちは、ふらーと申します。
今回は、いま世界中で話題になっているNFTアートについて、
専門用語を使うことなく、解説していきます。

今回は、前編です。

今回のテーマは、非常に内容が濃いため、
全2回に分けて、お伝えしていきます。

全2回の構成【前編】
そもそも、NFTってなに?というところから、
具体例も交えて、丁寧に解説していきます。
【後編】

  • NFTアートってなに?
  • NFTアートって、わたしも買えるの?
  • NFTアートって、わたしも作れるの?

このような構成を予定しています。

この記事を読んで得られること

  • いま話題の「NFTアート」について、専門用語がわからない方でも、わかりやすく学ぶことができます。
  • デジタルで創作活動している方は、新たなビジネスチャンスのヒントにつながるかもしれません。
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NFT(Non-fungible token)とは

NFTとは、唯一無二のデジタル

とある技術でもって、
デジタルコンテンツに対して、代替不可能性を持たせることによって、
唯一無二という付加価値をつけてくれる、デジタルデータ
これがNFTです。

代替不可能性とは

つまり、代わりはない、唯一無二のものという意味です。

たとえば、こんなイメージです。

ある腕時計があります。

その腕時計自体は、どこにでも売っているものなので、壊れたり、無くしたとしても、新しく買いなおすことができます。
そういう意味では、fungible(代替可能)なものです。

しかし、その腕時計が、超有名人が実際につけていたものだとしたら、
代わりのものがない、唯一無二のものです。

これが、代替不可能性のあるもの、と言えます。

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代替不可能性は、どうやって証明するのか

上記の腕時計の例で、代替不可能なものとはなにか、わかってもらえたかと思います。

しかし、「超有名人がつけていた」という事実は、腕時計だけみてもわかりません。

対外的にそれを証明するための、証明書のようなものが必要になってきます。

他にも、代替不可能性を証明するものとしては、こういうものがあげられます。

  • 直筆サインに添えられた、日付・場所・宛名
  • 完全100個限定生産盤のファングッズのシリアルナンバー

デジタルコンテンツに、どうやって代替不可能性を持たせるのか?

このように、実体のあるものだとイメージが湧きやすいと思います。

これが、デジタルコンテンツでも可能としたのが、NFTなのです。

ここにわかりにくさがあると思います。

なぜなら、みなさんこう思いませんか?

・だって、電子データってコピーできるじゃん!
・そもそも、電子データなんだから、オリジナルも何もないのでは?

僕も同じように思いました。

筆者
筆者

しかし、NFTには、この常識を覆す、新たな可能性を秘めているからこそ、いま、話題になっているのだと思います。

それを可能にしたのが、ブロックチェーンです。

ブロックチェーン自体が、かなり複雑で難しいので、詳細は割愛します。

ここでは、

ブロックチェーン ≒ 一度記録したものを書き換えることができない仕組み

だと理解していただければ十分です。

つまり、改ざん不可能にする、ブロックチェーン技術を用いたデジタルデータを、
デジタルコンテンツに紐づけることで、代替不可能性を持つことができるのです。

NFT上には、2つの情報を紐づけることになります。

NFTに紐づけられる2つの情報

  1. その作品を代替不可能たらしめる情報(作者、制作日、販売日、シリアルナンバーなど)
  2. 購入者の所有権を証明するもの。(購入記録など)

これによって、
あなた自身が、真作(オリジナル)のデジタルコンテンツを所有している」ということを担保できるようになるのです。

記事の中
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すでに動き始めているNFT

最近話題になったNFT

Twitterの創業者による最初のツイート

Twitter創業者のジャック・ドーシーCEOの最初のツイートを、NFTとして出品したところ、約3億円で落札されました。

ツイッター創業者の初投稿に3億円超、デジタル資産競売で高値
米ツイッターのジャック・ドーシー最高経営責任者(CEO)が15年前に投稿した初のツイートが競売にかけられ、22日に約291万ドル(約3億1700万円)相当で落札された。
3億円のつぶやき・・・
バンクシーの作品を燃やしてNFT化

実物の作品は滅却処分したうえで、NFTとして発行されるという、非常に面白いコンテンツも生まれました。
日本円でおよそ約4,144万円で落札されています。

焼却処分されたバンクシー作品のNFT「約4,150万円」で落札
英国の匿名アーティスト「Banksy(バンクシー)」の作品を実際に焼却処分して発行された『Morons』というタイトルのNFT(Non-Fungible Token)が、日本円で約4,144万

 

限定オリジナルデータコンテンツ

スクウェア・エニックスさんから、オンライン上で使えるデジタルシールが展開されるという情報もあります。

スクウェア・エニックス初 ブロックチェーン技術を活用したNFTデジタルシールを2021年夏発売 「ミリオンアーサーシリーズ」で展開予定 | SQUARE ENIX
株式会社スクウェア・エニックス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:松田洋祐、以...

 

NFTの可能性

NFTが発展していくことにより、たとえば

  • 世界中から100万人以上が集うオンラインゲーム上で、 10人しか手に入れられないアイテムが生まれる
  • 自身で育てた、ものすごく強化されたアバターを売って、実際のお金を受け取ることができる

こういったことが可能になるといわれています。

まとめ

  • NFTとは、シリアルナンバーやサインのような、代替不可能性を証明するもの
  • NFTは、ブロックチェーン技術を用いることにより、発行することができる。
  • NFTによって、デジタルコンテンツが真作であることと、その所有権を明示できるようになった。

いかがでしたか?

次回はいよいよ、NFTアートについてご紹介していきます!

今回は、これで以上になります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この記事を読んだあなたの人生が、
少しでも豊かになりますように。

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