こんにちは、ふらーと申します。
突然ですが、「言葉」っていいですよね。
筆者自身も、常にいろんな言葉に触れたり、言葉にしたりしながら日々を過ごしています。
こんな人に届けたい
今回は、筆者にとって、
- 背中を押してくれる
- 自分の価値観を大切にしたくなる
そんなきっかけになった言葉を3つ、紹介します。
今回の記事が、
- 「今のままでいいのだろうか」と悩んでいる人
- 「自分に自信が持てない」と悩んでいる人
- 「夢があっても、つい世間体や人の目を気にしてしまう」と悩んでいる人
そういった方々にとって、何かいいきっかけになればいいなと思っています。
行動する勇気が湧く「偉人の名言」3選①
アルベルト・アインシュタイン(Albert Einstein, 1879 – 1955)
「相対性理論」によって知られるドイツ出身の理論物理学者、アインシュタインの名言ですね。
筆者は、この言葉から、2つの考えを受け取ることができました。
他人や世間の「常識」に染まる必要はない
相手から、「そんなのは常識だ」と言われると、
ついつい自分が間違っているように思いますが、必ずしもそうとは言い切れません。
時には、その常識に従わなければならないこともあるかもしれませんが、
自身の価値観を、その常識に染める必要はない。
世間の「常識」や、他人の「常識」に惑わされることなく、
自身の価値観を信じろ
そう言ってくれているような気がします。
自分自身の「常識」も、偏見に過ぎない
どちらかと言えば、こちらのほうが大事かもしれません。
自身の価値観を信じることは大事である
その一方で、
自分の中にある価値観、つまり常識もまた、物事を一つの方向から見たものに過ぎない
とも言えます。
自身の「常識」を盲信することなく、常に様々な視点から考え続け、自身の価値観をアップデートし続けることが大事だ
この言葉から、こういったことを学ぶことができるのではないでしょうか。
この言葉が刺さった方は、アインシュタインの他の名言もチェックしてみてはいかがでしょうか?
行動する勇気が湧く「偉人の名言」3選②
ヨーゼフ・ボイス(Joseph Beuys, 1921 – 1986)
ボイスは、ドイツの現代美術家・彫刻家・教育者・音楽家・社会活動家で、
脂肪やフェルトを素材とした彫刻作品の制作、アクション、対話集会のほか、
政治や環境問題にも介入し、その活動は多岐にわたったとされています。
今回ご紹介する名言の中では、もしかしたら知っている人があまり多くない言葉かもしれません。
「社会彫刻」という概念
「人はみな芸術家である」この言葉は、ここで終わりではなく、以下のように続きます。
『自分自身の自由さから、「未来の社会秩序」という「総合芸術作品」内における他者とのさまざまな位置を規定するのを学ぶのである』
これは、社会彫刻と呼ばれる、ボイス自身が提唱した概念です。
社会彫刻とは、
自ら意思を持って社会に参与し、未来を造形すること
をさし、
ボイスは、この社会彫刻こそが、芸術であると提唱しています。
『あらゆる人間は自らの創造性によって社会の幸福に寄与しうる、すなわち、誰でも未来に向けて社会を彫刻しうるし、しなければならない』
また、ボイスがここでいう「芸術家」とは、
「自ら考え、自ら決定し、自ら行動する人々」
と定義しています。
つまり、
誰もが「自ら考え、決定し、行動する」芸術家であり、
未来を造形し、社会の幸福に寄与しうる「社会彫刻」は、誰もができることであるし、そうしなければならない。
そんなメッセージを残してくれているのです。
この言葉は、「アート・カルチャーが、より身近にある社会にしたい」と考えている、
筆者にとって特に大切にしている言葉でもあります。
ヨーゼフ・ボイスが気になる方はこちらもどうぞ。
行動する勇気が湧く「偉人の名言」3選③
ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン(Ludwig Josef Johann Wittgenstein, 1889 – 1951)
ウィトゲンシュタインは、オーストリア出身で、生涯のうち長い期間をイギリスで過ごした、哲学者です。
生涯のうちに「論理哲学論考」「哲学探究」という2つの著書を残しています。
哲学のすべての問題解決に挑んだ
彼の代表的な著書である「論理哲学論考」は、20世紀を代表する哲学書であり、最も難解な哲学書ともいわれています。
ウィトゲンシュタインはこの著書で、
「哲学のすべての問題を解決した」
という言葉すら残しています。
それが、20世紀を代表する哲学書と言われるゆえんの一つでもあります。
世界の本質を、言語から考えた。
ウィトゲンシュタインは、言語という視点から、世界の本質を考えました。
論理哲学論考では…世界は事実からなり、言語は世界と同じ論理形式を共有しているからこそ、言語で世界を正確に記述することができる
といった考え方を発信しました。
「きみ自身の世界」とは
筆者の考察ですが、「きみ自身の世界」とは、
きみ自身が使う言語、言葉
だといえると思います。
きみ自身が世界の様々な事実を知りゆくことで、
また、様々な経験を経ていくことで、
それを「言語」にして、様々な世界を共有していくことができる。
それは同時に、きみの目から見える、世界そのものが広がっていき、
豊かになっていくことでもある。
そんな意味に読み取れるような気がしました。
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ウィトゲンシュタインに興味を持った方は、読んでみてはいかがでしょうか?
筆者も読んでみたいと思います。
まとめ
いかがでしょうか?
今回は、筆者が、背中を押してくれたり、自分の価値観を大切にしたくなったりする、
3つの名言と、その偉人について紹介しました。
今回ご紹介した「偉人の名言」
- 「常識とは、18歳までに身につけた偏見のコレクションのことを言う」
アルベルト・アインシュタイン(Albert Einstein, 1879 – 1955) - 「人はみな芸術家である」
ヨーゼフ・ボイス(Joseph Beuys, 1921 – 1986) - 「きみ自身がきみの世界だ。きみの生き方で、きみの世界はいくらでもよくなっていく」
ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン(Ludwig Josef Johann Wittgenstein, 1889 – 1951)
どの言葉にも共通しているメッセージは、
- 自分自身の感性や価値観を大切にすること
- 自ら考え、行動することの大切さ
なのかなと思っています。
こういった言葉に触れて、思いを巡らせる時間も、
たまにはいいのかなと思います。
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今回は、これで以上になります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事を読んだあなたの人生が、
少しでも豊かになりますように。
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